赤字と黒字、由来を知っていますか?
黒字だと儲かっていて、赤字だと儲かっていない。
このようなイメージはもはや小学生でも分かる人が多いようです。
でもそもそもなぜ「黒」と「赤」と分かれているのでしょう?
本やWEBで調べてみると大正時代に不足額や欠損額を赤文字で帳簿に記入していたからという説が有力のようです。
英語でも赤字になるというのは「go into teh red」というらしいので”赤字=儲かっていない”というのは万国共通のようです。
※赤字は「a deficit」という正式な表現もあります。
冷静に考えてみると人間の血液も赤ですし、道路標識などの警告表示も赤ばかりですから、体系的に”赤=危険”ということも理解できますよね。
よく出来ています。
赤字にならない秘策
やはり心理的にも経営上も避けて通りたい”赤字”ですが、ではどのようなときに赤字になるのでしょう。
人脈があったりや戦略がしっかりしていれば赤字にはならないのでしょうか?
赤字になる要因は様々ですのでこの記事だけでは容易に表現が出来ませんが、一番倒産のリスクがあるのは「資金ショート」があります。
しかも”気づいたときには手元に現金がない!”という状況に突然陥るので一層の注意が必要です。
たとえば、
前期分の税金の請求書が来たが、売掛金の回収がまだ済んでおらず税金が支払えない。
敷金と礼金をゼロにしてくれる条件だったので、事務所の賃料を1年分前払いしたが来月分の運転資金がない。
といった状況で資金がショートすることがよくあります。
でもそうは言いつつ、どんなに懐が厳しくても「再来月の10日に代金振り込むよ」とか「賃料サービスするから1年分まとめて前払いしてね」と言われるとなかなか断りづらいですよね。
よく分かります。
したがってベテラン経営者さんや大企業の経営者さんならばともかく…起業したての社長さんや競合がひしめき合っている業種の経営者さんなど資金ショートとは「対岸の火事」では済まされない問題です。
ではどうすればいいのか。
キーワードは「月次決算」です!
と言っても実際にしっかり月次決算をされている企業様はあまりいらっしゃらないですが…
当社販売の「事務SOL」で月次決算を行うと下記2つのメリットがあります。
メリット1:年次決算は月次決算を12個積み重ねるだけなので、決算期に焦らず、間違うことがない。
メリット2:いまから1年後までのシミュレーションがクリックするだけで見られるので、資金ショートをする時期があらかじめ分かる、そしてショートを避けられる。
いかがでしょう?
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それでは次項で実際に「事務SOL」で何が出来るか説明します。
ソフトウェアで月次決算を行う
使ってみたいと言う声も多かったですので、当社販売の「事務SOL」を使って実際に月次決算を行います。
【事前準備編】
現在の取引先や新規の取引先を事務SOLに入力します。
ここには営業担当者や売上額、経費など漏れなく入力してください。
※現在表計算ソフトで管理されていればそのデータを事務SOLへ移行しても構いません。
また、資金繰りシミュレーションには家賃の引き落としなどの月次行事と保険料支払や賞与支払などの年次行事を入力してください。
これだけで事前準備は終わりです。
【分析編】
上記の事前準備が済んだら皆さんの目で見てください。
決算画面では担当者ごとや案件ごと、取引先ごとに内訳が見られるので、思いもしない無駄な経費を把握したり営業戦略を緻密に練ることが出来ます。
※いろいろクリックしてみてください。
税理士の先生に月次決算の提出を求められたら、表計算ソフトで出力できますので加工してお渡しください。
また資金繰りシミュレーションは左から”収入””支出””残金”の順番に並んでいますので、将来1年分のキャッシュフローを確認してください。
なお、一番右の「現預金」の部分はアラートの設定が出来ます。
「残金が600万円を切ったらマズいな」と言うことがあれば600万円と設定しておいていただければ、もしも設定値に近づいた場合は黄色い三角マークでお知らせします。
こちらもいろいろ見てみると気づく部分が多くあると思いますので、細かく微調整して実際の数字に限りなく近づけてください。
ということで「事務SOL」に最初の1回だけ設定を入れ込んでしまえば、あとは新規取引の入力とクリックだけで月次決算と無効年間の資金繰りシュミレーションが簡単に出来てしまいます!
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資金ショートだけでなく中小企業の経営者が大切にしたいもうひとつのお金の管理
ここまで長文を読んでいただきましたので、この項は結論を先に申し上げます。
死に金と生き金です。
この記事の2項目でも記述しましたように、経理上黒字でも運転資金等の現金が枯渇してしまっては資金ショートで倒産する可能性も多くあります。(黒字倒産)
ただ黒字倒産を恐れて現金をたくさん持っていても、(デフレ下の一部状況を除き)現金を持つことはリスクが大きすぎます。
それは現金がお金を生まないと言う意味だけでなく、インフレになると現金そのものの価値が低くなってしまうからです。
本題に戻ります。
前述のとおり「事務SOL」では今から1年間の資金繰りシミュレーションが簡単に見られますので、「資金が枯渇してしまう」資金ショートのタイミングがすぐ分かります。
その反対に「事務SOL」は手元資金が潤う時期もあらかじめ分かるわけです!
その手元の資金は銀行への返済でも、ベンチャー企業への投資でも、従業員の拡充でも回すことが出来ますよね。
これぞ生き金です。
しつこいようですが、「事務SOL」での設定を行っていれば…手元資金がショートすることはありませんよ。
是非とも赤字にならない経営のお手伝いをさせてください。
詳細のお問い合わせや出張設定(無料)も行っています。
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